スタグフレーションは既になっている!
物価が上がり、年金や給料が上がらず物価高に対応できず
貧しくなっていくのがスタグフレーションです。
いままで100円で買えた商品A 例えば1リットルのガソリンとしましょうか。
今月は100円で買えたけど、来月は150円になりました。
銀行に入れていた100円ではガソリン1リットルは買えなくなります。
150円おろさないとガソリン1リットルは買えないのです。
これはガソリンが1.5倍高くなったという表現と
100円の価値が66%に下がったという表現が取れます。
どちらにせよ生活必需品が買えない現実はかわりません。
いまスタグフレーションと検索すると
日本はかつてオイルショックの時にスタグフレーションを経験していて
過去では解決しているというアルバイト記者が書いた似非記事を多く見ます。
スタグフレーションから脱却する方法は
金利を上げるのがセオリーです。
銀行に預けていた100円に金利50円がついて150円になっていた。
すると150円になったガソリンは買えて問題はありません。
経済成長時期は金利5%は当たり前でした。
金利を決定して操作するのは日本銀行ですから
日本銀行が各都市銀行、地方銀行に対して
金利を物価高に比例して上げます!
と宣言すれば解決する気がします。
でもデフレ時に低金利(実質マイナス金利)で貸し付けしていた
住宅ローンなど長期ローンは
固定金利で契約していれば良いですが
変動金利で契約していた場合は金利が爆増します。
変動金利で契約していた方はすぐに銀行へ行き契約の切り替え
条件の難しい場合は他の銀行へ問い合わせをするなどして
対応すべきです。
でもこんな実害は簡単に想像できますから
中央銀行はどっちつかずの対応する可能性が高いです。
すると物価高+低収入のスタグフレーションは解消されません。
金利操作は本当は実体経済とは関係のない金融経済のルールですから
無視するのが一番です。
そうは言ってもマネー社会で無視するのも難しい。
このマネー主義から抜け出す最初の一手が
ライフライン資産の構築です。
命の危機 ライフライン 水・食料・エネルギー・核の危機に対して
マネー主義に左右されない生活!
これがひとつの答えです。